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一年をかけて、梨を育てています
私たちの農園では、春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた手入れを行いながら、一つひとつの梨を大切に育てています。「おいしかった!」の一言のために、1年をかけて準備し、見守り、手をかけて、皆さまの笑顔につながるよう、丹精込めて作業を行っています。
秋~冬:土づくりと植え付け、剪定作業


収穫を終えたあとは、来年の準備に取りかかります。まずは「お礼肥(おれいごえ)」を施し、1年間がんばった梨の木に栄養を与えます。そして、冬の間に剪定作業を行い、樹形を整えます。風通しや日当たりを考えながら、元気な花芽が育つよう枝を選んでいきます。来年の実の質が変わってきます。
春:花が咲き、受粉の季節


4月になると、梨の花が一斉に咲き始めます。美しい白い花が畑一面に広がるこの時期は、梨農家にとっても心が弾む季節です。
しかし、梨は自家受粉しにくいため、異なる品種の花粉を使って授粉させる必要があります。天候や気温を見ながら人工授粉を行っています。花を一つひとつ見て、丁寧に花粉をつけていく、非常に繊細な作業です。
初夏:実の数を絞って、味を育てる摘果作業


5月〜6月にかけては、果実の「間引き(摘果)」を行います。将来の実の形や大きさを想像しながら、どの実を残すかを見極めるのが腕の見せどころです。品種によっては「袋かけ」も行い、病害虫や日焼けから果実を守ります。
夏:たっぷりの陽と水で育てる


夏は、梨の実がどんどん大きくなる時期。気温や天候に合わせて、細やかな管理が必要です。葉の状態、実の育ち具合、土の乾きなどを日々観察します。病害虫の発生にも目を光らせ、できるだけ農薬を減らしつつ安全で健康な実を育てる努力を重ねます。
秋:収穫のとき


収穫の時期は品種によって異なりますが、8月下旬〜10月頃がピークです。軸の色や実の張り具合を見ながら、ひとつひとつ手作業で収穫します。「いまが最高の食べ頃」——その瞬間を見極めて収穫するのが、梨農家のこだわりです。

おいしい梨を、心をこめて育てています。
梨は、収穫の瞬間まで気を抜けない果物です。手をかけ、見守りながら育てた梨が、皆さまのもとへ届き、笑顔につながることが、何よりの喜びです。
これからも、まっすぐに、ていねいに梨と向き合っていきます。
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